【下肢〜体幹の機能障害への徒手的アプローチセミナーに参加してきました】
先日「下肢〜体幹の機能障害への徒手的アプローチ」というセミナーに参加してきました。
講師は、現場での臨床経験と運動指導の知見を兼ね備えた沓脱(くつぬぎ)先生。
このセミナーには年に数回参加させていただいており、
毎回新たな発見と気づきが得られる、非常に有意義な時間となっています。
今回のテーマは、トレーニングだけでは解決が難しい“動きの制限”や“筋の過緊張”に対して、
どのように徒手的にアプローチしていくかという内容でした。
実際に触診や評価を通して、関節の可動域制限や筋バランスの崩れが
どのように動作不良を引き起こすのかを細かく学ぶことができ、
改めて「動作の質を高めることの大切さ」を実感しました。


トレーニング指導の現場では、どうしても「筋力をつける」「脂肪を減らす」といった
目に見える成果に意識が向きがちですが、
その前段階として「正しく動ける身体」であることがとても重要です。
この部分に制限があると、せっかくのトレーニング効果も十分に発揮されません。
当ジムでは、必要に応じて緊張した筋肉を緩め、動きを整えるための徒手コンディショニングを行っています。
これは「治療」ではなく、トレーニングの効果を最大限に引き出すための身体調整として位置づけています。
徒手によるアプローチは、「動かない」を「動く」に変えるサポート。
硬くなって動きにくくなった部分を柔軟にし、スムーズな動作を取り戻すことで、
トレーニングパフォーマンスをより高めることが可能になります。
「コリ」や「かたさ」の裏には、筋肉の緊張・短縮・癒着・線維化など、
軟部組織の変化が関係している場合があります。
これらを見極め、必要に応じて調整を行うことで、動作の質の改善やケガの予防にもつながります。
なお、徒手コンディショニングは身体に直接触れるため、お客様の許可やご要望が無い限りは行いません。
安心してトレーニングに集中できる環境を大切にしています。
今回のセミナーを通して、改めて「筋肉を鍛えるだけでなく、動きを整えること」の重要性を再確認しました。
今後も沓脱先生のセミナーをはじめ、現場で役立つ学びを継続的に深めながら、
お客様の身体をより良い方向へ導けるよう努めてまいります。
体験カウンセリングのお申し込みはこちらの問い合わせフォームから、心よりお待ちしております。
















